【育休復帰3週間レポート】通常運転に戻ったけれど、意識は確実に変わった

感じたこと 育休復帰して3週間 育休後のリアル

1年の育休から職場に復帰して、早くも3週間が経ちました。
あっという間のようでいて、毎日が濃密。復帰初日は戸惑いや緊張もありましたが、今では自分の中でも職場でも「通常運転」に戻りつつあります。

今回は、育休から復帰して感じたこと、そして働き方や職場との関係の変化について、リアルな体験として書いてみたいと思います。


復帰から3週間。もう「育休明けの人」ではない感覚

復帰初日こそ、1年ぶりの上司や同僚との再会に「気まずさ」や「浦島太郎感」を感じたものの、それは1週間もすればすっかり解消されました。
3週間が経った今では、自分としても完全に「通常モード」ですし、周囲からも特別な目で見られているようには感じません。

最初のうちは「これから徐々に慣れていってね」といった声かけもありましたが、今では以前と同じような業務のやり取りが中心です。職場としても、自然と「チームの一員」として接してくれているのがわかります。


育休前と復帰後、上司や同僚の「温度差」が変わった

育休を取得する前は、正直なところ、周囲の反応には少し神経質になっていました

直属の上司やチームメンバーの中には、長期間の不在に対する戸惑いや、負担がかかることへのネガティブな感情もあったと思います。直接言われることはなかったですが、空気で伝わるものがありました。

しかし、復帰後の空気感は明らかに変わったと感じています。

「戻ってきてくれてよかった」「やっぱり〇〇さんがいると助かるね」といった、ポジティブな言葉や態度に変わっているのです。
育休取得中は特に上司に負担が集中していたため、上司はネガティブな感情があったと思いますが、私の育休復帰後、負担が減っていくことを実感していく中で、ポジティブな感情に変わったのだと感じています。


前向きに働ける精神状態に。けれど無理はしない

自分自身の内面にも変化があります。

復帰してしばらくは「早く上司から仕事を引き取らないと」「迷惑をかけないように」と焦りのような感情もありましたが、今では前向きに、自発的に動いていこうという気持ちが自然と湧いています。
これは、自分の育休取得が周りの助けによって成り立っていたことを実感したからかもしれません。

育休取得により、小さい子どもがいることは職場にも共有され、周囲の理解もあり、定時で帰ることに対して遠慮や罪悪感を感じることはありません。このような状況ができることは育休取得前には想像できませんでした。


通勤時間は「自己投資の時間」に。育休中の習慣を継続

育休中は、隙間時間を使って英語学習に取り組んでいました。その習慣を継続すべく、通勤中はスマホでリスニングやリーディングの学習を行っています

朝夕の通勤時間は、仕事と家事・育児の「スキマ」にある貴重な時間。
流されるままにSNSを見たり動画を観たりしていた頃よりも、「自分の時間の大切さを意識して」通勤時間を過ごしています。


育休を1年取ったことに後悔はない

最後に、あらためて感じていることとして、育休を1年取ったことに対する後悔は一切ありません

たしかに、仕事面でのブランクはゼロではないですが、それ以上に「家族と過ごした時間」「子どもの成長を間近で見られたこと」「自分の価値観と向き合えた時間」はかけがえのないものでした。また、育休から復帰して、3週間経ちましたが職場での居心地の悪さはありません


おわりに

復帰から3週間。すでに「育休明け」の特別感はなくなりました。
でも、自分の中には確かに変化があり、以前よりも健やかに、前向きに働けている実感があります。

今後、仕事が忙しくなる時期や家庭との両立が難しい局面もあるかもしれません。
それでも「育休を取ったからこそ得られた視点」を忘れずに、無理なく、でも前向きに仕事と家庭の両立に取り組んでいきたいと思います。

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