会社辞めたい人必見!時間のゆとりが生まれるサイドFIRE 達成のためのロードマップ

『毎日朝早く会社に行き、夜遅くに帰宅する。プライベートの時間がまったくとれない…』
『毎日単調で、こんな生活がいつまで続くのだろうか…』
『会社は辞めたいけど、生活できないのは困る…』

このサイトは私と同じそんな思いを抱えている方へ向けて書いています。

私は毎日会社勤めをしている40代サラリーマンです。

以前は、時間に余裕のない生活が定年まで続くことは仕方がないと無条件に受け入れていました。
いかに効率的に働くか前向きに考えていた時期もありますが、それはあくまでもサラリーマン人生を前提にしていました。

そんな中、2020年5月に一冊の本と出会い、会社を辞めてもお金に困らず、しかも時間も自由に使えるFIREという生き方を知りました。
サラリーマン人生を前提にしなくても生きていく方法があることを知って、当時ワクワクしたのを今でもはっきり覚えています。

らぼ@
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FIREとはFinancial Independence, Retire Earlyの略で、経済的自立を伴った早期リタイヤを意味します。

私と同じように、忙しい人生から解放されたいサラリーマン、OL等の会社員の方!
FIREは達成のハードルが高いですが、サイドFIREなら達成のハードルが低いです。
このサイトでは投資未経験だった私がサイドFIRE達成に向けて実践していることを中心に、サイドFIREに役立つ情報を紹介します。

このサイトをきっかけに、みなさんが最初の一歩を踏み出せたらうれしいです。

サイドFIREとは?投資の運用益と少しの労働で生活費を賄える状態のこと!

サイドFIREとは、「投資で得られる収入(不労所得)」をメインに、不足する分を「労働で得られる収入(勤労所得)」で補うことで生活できる状態のことです。

サイドFIREを達成できれば、時間にゆとりが持てます!

らぼ@
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多くの人と同じように、私も平日は会社に拘束されており、時間的な余裕はない状態です。

サイドFIREはこの状況からの解放です。

人によって、生活するために必要な費用も異なれば、どれだけ働きたいかも異なります。
そのため、サイドFIREの定義は人によって異なります。

そこで、まずはサイドFIREのゴールを設定します。

らぼ@
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別記事で紹介していますが、投資は王道のインデックス投資にしています。

小難しい分析は一切必要ありません。

STEP1 いくらでサイドFIREしたいのか?サイドFIREのゴール決める!

この2つを確認することで、いくらでサイドFIREを達成したいのか?
その目標金額が決まります。

  • 生活に必要な費用(生活費)
  • どれだけの収入を投資から得て(不労所得)、どれだけの労働で不足分の収入を補うのか?

生活費を把握する

どれだけのお金があれば、生活できるのか?

1ヶ月分の住居費、光熱費、食費、交遊費などを見積もり、これを12倍して1年間に必要な生活費を算出します。

例えば、月30万円で生活できているのであれば、年間の生活費は以下となります。

(年間の生活費)=30万円/月✕12ヶ月/年=360万円/年

らぼ@
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家計簿をつけていない人は、

大体でよいので金額を見積もってみてください。

サイドFIRE時に想定する給料から逆算して、投資で得たい最低金額を求める

らぼ@
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あなたにとってのサイドFIREを定義することになります。

現時点では全額を会社からの給料で賄っている人がほとんどだと思いますが、サイドFIRE時にどれくらい働くのが理想かを考えてみて下さい。

例えば、週3回パートで働く程度ならストレスもなく、時間にも余裕が持てるから理んそもう想的だと考えたとします。
週3回パートで働いて月5万円の手取り収入が得られるとするならば、投資で得なければならない年間の金額(不労所得)は以下のとおりになります。

(1年間に必要となる不労所得)
=(生活費:360万円/年)ー(パートの手取り収入:5万円/月)✕12ヶ月/年
=(生活費:360万円/年)ー(パートの手取り収入:60万円/年)
=300万円/年

サイドFIRE達成時の目標金額が決まる

1年間に必要な不労所得が求まれば、この金額を25倍した金額がサイドFIRE達成に必要な金額になります。
今回の例の場合、投資資金7500万円を達成できれば、サイドFIREを達成できることになります!

(1年間に必要となる不労所得:300万円)✕25=7500万円

なぜ25倍になるかは、米国のトリニティ大学が発表した論文に記載されている、4%ルールと呼ばれている研究結果が根拠になっています。
これについては別記事で説明予定ですが、簡単に説明すると以下のような生活になります。

金融資産7500万円から投資運用益の4%を現金として毎年出金する。
これに加えて労働で得たお金を生活費に充てる。
つまり、年間生活費が以下で表すことができます。毎年300万円を投資の運用益で得る状態です。

(年間生活費)=(投資で得る運用益)+(労働で得る給料)
=(7500万円✕0.04)+(5万円/月✕12ヶ月)=300万円+60万円=360万円

STEP2 サイドFIREの達成時期を決める

必要な金額が決まれば、その金額にいつ達することができるかを見積もります。
ここでポイントになるのは、投資しながら、複利で金融資産を増やし、目標金額の到達を目指すことです。

貯金で7500万円貯めた後に、その現金を投資に回すやり方では、お金を貯めるまでの時間が長くなるので、サラリーマンでは大変です。

毎月投資に回せる資金を決定する

例えば、毎年300万円の余裕資金を捻出できると仮定した場合、7500万円まで増やす方法を貯金と投資で、それぞれ必要となる期間は以下のとおりです。

  • 貯金の場合(年利0%):7500万円÷300万円/年=25年
    (銀行に預けると利息が付きますが無視できるほど小さいので、年利0%として式を簡単化してます)
  • 投資の場合(年利5%):300万円✕∑1.05 ≧7500万円 (n=0,1,2…)を満たす最小のn⇔16年

貯金より投資の方が早く目標金額に達することが期待できる理由は、複利の恩恵を受けることができるからです。

らぼ@
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投資である以上、年利5%は確約されているわけではありません。

実際には、この金融商品であれば年利5%は期待できそうだと考え、投資することになります。

上記の例では毎年300万円を投資に回し、サイドFIRE達成まで16年と計算しました(見積りました)が、個々人や各家庭によって投資に回せる金額は異なります。

そこで、投資に回せる金額を各々で計画し、サイドFIRE達成期間を求めます。

投資計画を立てる

いかに投資にお金を回せるかが早く資産(お金)を増やすポイントです。

ただし、投資スタイルは各々のリスク許容度によります。
例えば、以下のようなケースが考えられます。みなさんはいかがでしょうか?

  • ケース1:既にある貯金から生活費の半年分を残し、残りを全て一括投資。その後は給料から生活費を除いた金額を原則全額投資に回す。
  • ケース2:既にある貯金と毎月入ってくる給料を踏まえ、毎月の投資額を決めて時間で分散投資。
  • ケース3:貯金がないので、まずは生活費の半年分を貯金。半年後から、給料から生活費を除いた金額の半分を毎月投資に回し、残りは貯金する。
らぼ@
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ケース1は私が実践し、現在も継続しているやり方です。

ケース2は妻が実践し、現在も継続しているやり方ですが、ある時点で投資に回せる貯金は尽きます。

フルタイムで会社員を続ける期間を想定する

自分にとってのサイドFIREを定義し、投資に回せる金額が決まれば、サイドFIRE達成時期は理論上見積もれます
ここで導き出された期間に対して納得できればよいのですが、もっと短くしたいと思うのが人情です。

今見積もったこの期間がサイドFIRE達成に向けた最大期間として想定し、この期間を短くできるように行動し、定期的にSTEP 1、2を見直すことをおすすめします。

STEP3 サイドFIREの達成に向けて実行する

サイドFIRE達成は、投資により資産を増やすことをメインの手段にしています。
そのため、いかに収入を増やして支出を減らし、その差額を投資に回せるかがポイントになります。

資産の増やし方

まずは証券会社で口座を開設します。
サイドFIREを目指す会社員には必須の作業です。

口座を開設し、投資信託を購入します。
購入の方針(計画)は、STEP2で紹介したとおりです。
原則、余剰資金を投資信託の購入に充て、複利で資産を増やしていきます

収入の増やし方

サラリーマンの収入源である給料を増やせるのであれば、これを増やすことも手段の1つになりますが、会社からの給料以外の収入源を確保することをおすすめします。

私の考えではありますが、サラリーマンとして、今より月5万円給料を増やすより、副業で追加で月5万円の収入を獲得する方が現実的かつ将来性があるのではと考えています。
理由は2つあります。

  • サラリーマンの月の給料が5万円上がるケースは昇給が考えられますが、私が言うまでもなく、これは非常に大変です。
    サイドFIRE達成後に自分がやりたい仕事と今の仕事に関連がないのであれば、モチベーション的にも現職で給料を上げる努力はつらいため、おすすめはしません。
    なお、残業代で稼ぐ方法も体力的な負担もあるためおすすめできません。
  • サイドFIRE達成後の生活を見据えた場合、副業で収入を得られる経験を身に付けておくことは有意義に感じます。
    なぜなら、サイドFIRE達成後の収入源の一つにも成りうるからです。
    また、自分で稼げる能力が身に付けば、心理的にも会社を辞めやすいと思います。

支出の減らし方

無駄遣いをするとその分、サイドFIRE達成が遠のきます
そこで、今後は「これはお金を払う価値があるのか」を考える習慣を身につける必要があります。
お金を払う時、この金額を稼ぐのにサラリーマンとして自分の人生を切り売りしている感覚を身につけると、無駄遣いは減らせると思います。

痛みを伴わない節約として、固定費の見直しがあります。
例えば、携帯電話の契約会社を見直す、電気やガス会社を見直す、保険を見直すなどです。

らぼ@
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食費を減らすために最寄りではなく、車で5分程度のところにあるスーパーで買い物をしています。

移動にかかる時間とガソリン代が増える分より、食費の節約効果が上回っています。

国の制度の活用による一例として、ふるさと納税制度の活用もお勧めです。
ふるさと納税を活用することで、実質無料で食料等が手に入るので、食費等の節約に繋がります。

収支の管理の仕方

計画どおり実行できているのかを定期的に確認するために、収支の管理をする必要があります。

資産管理の観点から、バランスシートの作成をお勧めします。
作成方法については別記事で紹介予定です。家計簿のような細かな管理ではなく、大枠の管理になりますが、全体を俯瞰できるメリットがあります。
私は、バランスシートを元に、家族の資産をグラフ化しています。

なお、家計簿を付ける場合は、マネーフォワード等のアプリを使用することをお勧めします。

まとめ

ここまで紹介したサイドFIREについて簡単にまとめておきます。

  • STEP1:サイドFIREのゴール決める
    まずは生活費を把握します。
    そして、サイドFIRE時に想定する給料から逆算して、投資で得たい最低金額を求めます。
    そして、サイドFIRE達成時の目標金額が決まります。
  • STEP2: サイドFIREの達成時期を決める
    毎月投資に回せる資金を決定し、投資計画を立てます。
    この時、いつまでフルタイムで会社員を続けることになるのかも想定しておきます。
  • STEP3: サイドFIREの達成に向けて実行する
    資産を増やすために、投資を継続的に行います。
    投資資金をより多く確保するために、副業で収入を増やすと同時に、支出の見直しも行います。
    また、継続して収支の管理を行います。
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