育休中の英語多読|図書館を活用してGraded Readersを無料で読む方法

育休中のスキルアップ 英語多読を無料でする方法 育休と英語

育休期間中、自分自身のスキルアップも図りたいと考える方は多いのではないでしょうか。私自身、育休中に英語力を向上させたいと思い、英語多読に挑戦しました。多読であれば、赤ちゃんが寝ている間だけでなく、そばで遊んでいる時でも赤ちゃんの邪魔にならないので、育児をしている方にとっても取り組みやすい学習方法ではないでしょうか。ただ、英語学習者向けのGraded Readers(グレイデッド・リーダーズ)は一冊あたりの価格が高く、数多く読むには経済的な負担が大きいと感じています。そこで、図書館を活用して無料でGraded Readersを読む方法に辿り着きました。この記事では、図書館を利用して英語多読を始める方法をご紹介します。

Graded Readersと英語多読

Graded Readersは、英語学習者向けに語彙や文法の難易度を調整した読み物で、各社からレベル別に出版されています。例えばPeason Japan社のPenguin Readers(通称:PG)であれば、Easystarts、level 1、level 2、と段階的にレベル分けされています。このように、レベル分けがされているため段階的にレベルを上げながら多読を進める英語多読の学習方法と非常に相性が良いです。つまり、初心者から上級者まで、どの本を読めばよいかをいちいち悩まずに自分のレベルに合った本を選んで読み進めていけます。

ちなみに英語多読は、自分にとって簡単な文章を辞書を引かずに、原則一度だけしかよまない&大量に何冊も読むことで、語彙力や読解力を自然に向上させることができる、英語学習方法です。ここで問題なのが、Graded Readersは文章量が少ない割に高価であることです。

例えば、Penguin Readersの最も易しいレベルのEasystartsは単語約1,000語で書かれた非常に薄い本ですが、価格は約1,000円です(Amazon調べ)。私はこのレベルのGraded Readersを20冊読みましたが、全て購入していたら約20,000円の出費になっていました。ちなみに、定額で大量の電子書籍を読めるサービス、Amazon unlimitedではGraded Readersはほとんど取り扱っていません。また、メルカリで、Penguin ReadersのEasystartsが10冊セットで約1,000円で売っていましたが、2度と読まない薄い本であることを考えると購入を躊躇する方もいるかと思います。

そこで、多読を継続するため図書館の利用をおすすめします。

図書館利用でGraded Readersを読むメリット

  1. 無料で利用できる:図書館であれば、無料で多くの本を借りることができます。
  2. 多様なレベルの本が揃っている:初心者向けから上級者向けまで、さまざまなレベルの本が揃っているため、自分のレベルに合った本を選ぶことができます。

Graded Readersを取り揃えている図書館のリスト

随時更新予定です。

都道府県No.図書館特記
山形県1市立米沢図書館リストなし
千葉県1野田市立図書館リストなし
東京都1東京都立図書館
東京都2町田市立図書館
東京都3葛飾区立図書館
東京都4多摩市立図書館
東京都5江東区立図書館リストなし
東京都6港区立図書館リストなし
東京都7墨田区立図書館リストなし
東京都8江戸川区立図書館リストなし
東京都9小平市立図書館
静岡県1静岡市立図書館
静岡県2浜松市立図書館
静岡県3磐田市立図書館
岐阜県1多治見市図書館
岐阜県2岐阜県図書館
岐阜県3関市立図書館
岐阜県4各務原市立中央図書館
愛知県1名古屋市東図書館
愛知県2一宮市立図書館リストなし
愛知県3蒲郡市図書館
愛知県4豊田市中央図書館
愛知県5知多市立中央図書館
愛知県6田原市中央図書館リストなし
愛知県7愛知県図書館リストなし
三重県1三重県立図書館
三重県2松阪市図書館
和歌山県1和歌山県立図書館リストなし
京都府1京都書岩倉図書館
大阪府1河内長野市立図書館
大阪府2枚方市立図書館
大阪府3阪南市立図書館
大阪府4熊取図書館
大阪府5堺市南図書館リストなし
大阪府6池田市立図書館リストなし
兵庫県1西宮市立図書館リストなし
岡山県1岡山県立図書館
鳥取県1鳥取県立図書館
大分県1中津市立図書館
英語多読のHPを有する図書館リスト

英語多読の最初の一歩 絵本ならwebサイトで無料で読める

英語多読の学習方法では絵本から多読を始めます。いざ、英語多読を始めてみよう!と思った時に、図書館に行くまで多読を始められないのはもったいないですよね。

実は、Oxford Reading Tree(通称:ORT)であれば高額である絵本も無料で読むことができます。幼児用の絵本を図書館で読んだり、借りたりすることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、webサイトの活用でこの点も解消できます。また、スマホであれば移動中でも手軽に読むことができるのでお勧めです。ただし、全てのタイトルが無料で読めるわけではないので読み足りない場合は、やはり図書館を活用することをお勧めします。

まとめ:育休中の英語多読は図書館の活用が鍵

育休期間中に英語力を向上させたいと考える方にとって、英語多読は効果的な学習方法です。しかし、Graded Readersの購入にはコストがかかるため、図書館を活用することで経済的な負担を軽減できます。さらに、絵本の無料ウェブサイトの活用も検討することで、より多くの教材に触れることが可能です。育児と学習を両立させるために、これらのリソースを上手に活用して、英語多読を継続していきましょう。

タイトルとURLをコピーしました