子育てと両立しやすい!育休前から始めたインデックス投資の魅力と注意点

育休とお金

育児・仕事・家事に忙しい日々の中で、資産形成を進める手段として「インデックス投資」は非常に相性が良い方法です。この記事では、私が育休前から始めたインデックス投資について、メリットと注意点を分かりやすく解説します。

ちなみに私は、インデックス投資を通じて“お金の不安をコントロールできる”という感覚を得たことで、育休取得を決断する大きな後押しを得ました。。

インデックス投資とは?

インデックス投資とは、日経平均株価やS&P500、全世界株価指数(ACWI)など、市場の代表的な指標(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資手法です。

運用会社が多数の銘柄に分散投資してくれるため、初心者でも効率的に投資を始められます。たとえばS&P500に連動するファンドを買えば、アメリカの経済成長に投資していることになります。

ファンドの価格(基準価額)は日々変動しますが、基本的には市場全体と同じように動きます。運用会社の利益は私たちが支払う手数料から得ているため、基準価額が上下しても損益に直接影響はありません。

らぼ@
らぼ@

投資信託のひとつであるインデックスファンドを購入するだけです。

運用自体は運用会社が行います。

指数説明
日経平均日本の有名企業225社の株価が全体としてどう動いているかが分かる指数
S&P500ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している代表的な500銘柄で構成されている
ACWI日本を含む世界主要先進国24カ国と主要新興国21カ国の主要株式の株価指数
代表的な指数の例
らぼ@
らぼ@

手数料は資産形成の足かせでしかありません。

いかに手数料の安いインデックスファンドを選ぶかが資産形成の上で重要です。

すすめる理由① 長期的に見れば、資産が増える可能性が高い

市場は長期的に成長すると考えられており、インデックス投資はその成長を取り込む王道戦略です。リーマンショックやコロナショックのような暴落があっても、世界経済は回復してきました。これが「長期投資に向いている」と言われる理由です。

すすめる理由② 少額・ポイント投資で気軽に始められる

楽天証券やSBI証券では、100円から1円単位で投資信託を購入可能楽天ポイントやPontaポイントを使った投資にも対応しており、現金を使わずに始められる点も魅力です。

すすめる理由③ 自動的に分散投資ができる

インデックスファンドは、1本で数百銘柄以上に分散投資できるのが最大の特徴。個別株のように「1社の倒産で資産がゼロになる」といったリスクを大幅に下げられます。

すすめる理由④ 投資先の選定がカンタン

インデックス投資では、世界や米国など、国や地域単位で投資対象を選ぶだけでOK。個別株のように企業分析や成長予測をする必要はありません。

すすめる理由⑤ 万が一、運用会社が破綻しても資産は保護される

投資信託は信託銀行によって分別管理されているため、運用会社が倒産しても私たちの資産は法律で守られます。

すすめる理由⑥ 投資に時間を取られない(ほったらかしOK)

インデックス投資は、買った後は長期保有(バイ&ホールド)が基本。株価の予測や売買のタイミングを気にする必要がなく、忙しい育児中でも続けやすいです。

すすめる理由⑦ 手数料が安く、効率的に資産を増やせる

インデックスファンドは、運用コスト(信託報酬)が低いのが魅力。市場平均を目指す運用のため、構成もシンプルで費用を抑えられます。

一方のアクティブファンドは高いリターンを狙いますが、7~8割がインデックスファンドにパフォーマンスで負けているという調査結果もあります。

投資信託の種類手数料勝率
インデックスファンド安い
0.2%以下が多い
約80%
アクティブファンド高い
1%以上
約20%

インデックスファンドの場合は、市場平均を狙っているので、指数と同じような構成で株を運用すればよく、誰がやっても似たような成果を出しやすいと言えます。
つまり、運用会社は手数料を高く設定しづらいのです。

アクティブファンドの70〜80%はインデックスファンドに負けている

お金は寝かして増やしなさい 水瀬ケンイチ フォレスト出版

過去15年間では、インデックスがアクティブ運用を上回ったケースが82%でしたが、この比率は30年間だと99%に上がります。

父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え ジェイエル・コリンズ 小野一郎 訳 ダイヤモンド社

注意点① 短期間で大きなリターンは期待できない

インデックス投資は「一攫千金」ではなく、「着実な資産形成」が目的。個別株のように急成長による数倍のリターンは望みにくいですが、コツコツ積み立てて将来に備えるには最適です

注意点② 手数料はゼロではない

インデックスファンドの購入には大きく分けて3つの手数料があります。

  1. 購入時手数料
    多くのネット証券(SBI、楽天など)では無料
  2. 運用管理費用(信託報酬)
    保有中ずっとかかるため、なるべく低コストな商品を選ぶことが重要
  3. 信託財産留保額
    売却時の費用。eMAXIS Slimシリーズなどは無料

初心者におすすめのインデックスファンド2選

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

世界に広く分散投資し、世界経済の成長を取り込みたい人にお勧め。

  • 世界中の株式に分散投資が可能
  • NISA対応
  • 「投信ブロガーが選ぶ Fund of the Year 2021」第1位
ファンド名eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)
ファンドの目的日本を含む先進国及び新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果を目指す
連動する指数MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
手数料・購入時手数料無料
・運用管理費用(信託報酬)年率0.05753%以内
・信託財産留保額無料
主な取扱証券会社・楽天証券
・SBI証券
・auカブコム証券
・マネックス証券
らぼ@
らぼ@

私は毎月、eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

世界経済を牽引しているアメリカの成長を取り込みたい人にお勧め。

  • 米国を代表する500社に投資
  • 長期成長が期待される米国経済を取り込める
  • 業界最低水準の運用コスト
ファンド名eMAXIS slim 米国株式(S&P500)
ファンドの目的S&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指す
連動する指数S&P500
手数料・購入時手数料無料
・運用管理費用(信託報酬)年率0.07579%以内
・信託財産留保額無料
主な取扱証券会社・楽天証券
・SBI証券
・auカブコム証券
・マネックス証券

 ※ つみたてNISA適格ファンドとは、三菱UFJ国際投信がつみたてNISAに適うファンドとして、法令上の要件を満たすもののうち、長期に渡り資産形成を望まれるお客様に適合すると考えたファンドであり、金融庁への届出が受理されたファンドです。

https://emaxis.jp/lp/slim/pr1/index.html?emaxis

まとめ|インデックス投資は、育休中の資産形成に最適

インデックス投資は、少額から始められ、手間がかからず、長期的な資産形成に向いている投資方法です。育児や家事に追われる日々の中でも、将来のためにできることの一つとして、ぜひ検討してみてください。

タイトルとURLをコピーしました